自然の自生しているお茶の樹は、同じツバキ科の木と同じ様に、大きいもので子供の背丈ほどまでに伸びます。
実は、日本のお茶畑は、新芽に日光が万遍なく当たるよう、定期的に丸く整えられているのです。
お茶の樹を育てていくと、少しずつ樹の高さが高くなっていきます。
新芽の収穫が終わった後、細い枝だけをカット(中刈り)したり、深く刈り込んだり(深刈り)、
茶畑の状態によって刈り込む深さを変えます。
また、細い枝からも新芽は、生えてきますが、芽が小さく収穫した茶葉にバラつきが出るため、刈り込み作業には、
選定の意味もあり、お茶に適した肉厚の茶葉を収穫できるようになるのです。
収穫が終わった後も来年の収穫に向けて、茶畑の手入れは続きます。
2022.06.16